DD再インストールは20秒で終わるものではない。数十秒でできるのはコマンド入力や準備の一部だけで、再起動後のダウンロード、インストール、ネットワーク復旧にはそれ以上の時間がかかる。
ここでは短縮版の手順を残しておく。詳しい説明は「ワンクリック再インストール教程(DDスクリプト版)」を参照。使うのは bin456789/reinstall であり、サービス事業者のコントロールパネルの再インストール機能ではない。
まず戻れることを確認する
システムディスクのデータは再インストールの過程で上書きされる。先に独立したバックアップを取ってから、事業者のコンソールを試しておく。SSHしかなくコンソールがないマシンでは、接続が切れた後の復旧をスクリプトに任せてはいけない。OpenVZやLXCは、このスクリプトが対応する完全な仮想マシン環境ではない。

説明図:短縮版でも省けない三つのこと
準備してシステムを選ぶ
Debian/Ubuntu環境を例にする:
sudo -i
apt-get update
apt-get install -y curl ca-certificates
curl -fL -o reinstall.sh https://raw.githubusercontent.com/bin456789/reinstall/main/reinstall.sh
less reinstall.sh
bash reinstall.sh debian 13
最後の行でDebian 13を選んでいる。別のシステムを使うなら、プロジェクトが現在対応しているパラメータに置き換える。サポートが終了したバージョンは選ばないこと。また、正体不明のイメージをダウンロードしてシステムディスクと入れ替えないこと。
表示を確認してから再起動する
スクリプトがインストール環境を準備したら、表示されたアカウント、ネットワーク、ログイン方法を記録してから再起動の手順に進む。コンソールで進捗を確認し、インストールが終わったらまずシステムが起動することとネットワークが正常であることを確かめてから、サービスを復旧させる。
最初の再起動でインストールに入る前なら、bash reinstall.sh reset で準備を取り消せる。すでに起きたディスクの上書きは取り消せない。
このチェックリストで節約できるのはドキュメントを読み返す時間であって、バックアップ、確認、復旧の時間ではない。
参考:スクリプトの対応範囲と操作説明。本文ではDDを実機で実行していない。